4月もあっという間に最終週ですね。
2022年からスタートしたキャリ活コラムも、8月には3期目を迎えます。
ついつい3日坊主で投げ出してしまうことも多いかねちくですが、今回は21回目の更新です。

さて、4月と言えば、入学・入社など、新生活をスタートさせた方も多いのでは?
環境の変化に馴染んでいる人、まだまだ調子が上がらない人、期待と不安で過ごす4月です。
私は、この時期、新入社員研修など、新生活をスタートさせた方と出会う機会が多く、少しでも皆さんの生活が充実した日になるとよいなと思って、お話させてもらっています。

そこで。
皆さん「認知のクセ」って考えたことがありますか?
目の前のコップにお水が半分入っています。
皆さんは、そのお水を見て「水が半分も入っている」と思うか「水が半分しか入っていない」と思うか、どちらでしょう?
「半分も」と「半分しか」どちらの方がポジティブな印象に聞こえますか。

あなたならどっち?

リフレーミングという言葉があります。
物事の状況の見方を別の視点から捉え直す、コミュニケーション心理学の用語です。

固定概念や思い込みを見直すことで、新しい見方ができる。
新生活で日々の不満やストレスを感じている人も、日頃の自分の物事の見方や考え方の視点を変えることで、不満やストレスが軽減される、人間関係がよくなる!モチベーションアップにつながるし、課題解決志向が生まれるなど、自分にとっても、周りにとってもプラスの効果がたくさんあります。

「あー。失敗してしまった。どうしよう。」→「貴重な経験ができた!よし、次頑張ろう」
「事故を起こしてしまった。せっかく車を買ったのに凹んでしまった」→「事故はショックだけど、ケガが無くてよかった」
「周りのことが気になって、なかなか行動に移せなくてダメだな」→「慎重に進めて行く方が、失敗が少ないから迷惑かけることもないな」
ついつい、ネガティブ思考に陥ってしまう時、ちょっとだけポジティブに捉え方を変えてみることで、心が軽くなるのです。

ちょうど1年前のキャリ活コラムで『違いを受け入れることで築く人間関係』というテーマで書いています。

人にはそれぞれ違いがあり、自分なりの「癖」を持っている。
だから考え方と捉え方は、みんな違って当然ということを書きました。
認知のクセはこのお話とも通じる所があると思います。

新年度は新しいこと、今までと違うことを受け入れる機会がたくさんあります。
その時に、上手くいかないなと思ったら、一度、立ち止まって、今、マイナス思考になっていないかな?
ネガティブに捉えてしまっていないかな?と考えてみてください。

ピンチはチャンス!これもリフレーミング。
「あー。どうしよう、どうにもならない」と思ったら、「よし!面白くなって来たぞ!」って思って見てください。
それでも、うまく切り替えられない時には、周りに頼りましょう。
不安は行動で取り除く!身近な人を頼る、しまちゅうの仲間を頼る。忘れずにいてくださいねー。