梅雨空がひろがり、雨降りの日が増えてきました。
川本町では豪雨で水害がおこったりしないかと・・・
きっと、気になって心配で、仕方がないよ!という方も多いのではないでしょうか?

私は、学生~社会人まで、様々な研修を担当させてもらっています。
その時に、「今、気になっていること!を話してください」というお題を出すことがあります。
興味、関心、思考などから、共通点や共感ポイントを見つけて距離を縮める、アイスブレイクの一つです。
相手の発言に、「そうそう!私も気になってた!」と、会話が拡がるきっかけにもなります。

でも、最近、残念なことに「気になっていることはありません」という声が聞かれます。
本当に気になっていることはないのか?
話し難いから、面倒だから「ない」と答えてしまうのか?

気になっていることが「ない」って人、本当にいるのかな?
ドラマの最終回どうなるんだろう?
お気に入りのスポーツ選手が活躍するかな?
新しいお店がオープンしたけど、どんなお店かな?
今日のニュース、こんな事件があったんだ
などなど。
こんなことを言ってもいいのかな?と思って、つい「ない」と言ってしまうこともあるかもしれませんが、「ありません」は、とても消極的に見られてしまいますね。
これから、夏に向けて、インターンシップや就活イベントなど、新たな出会いも増える時期です。
相手との距離を縮める時には、お互いの興味・関心からキャッチボールを始めるのが一番。
せっかく「気になっていることはありませんか?」というボールを投げてもらったのなら、ぜひ、そのボール、自分の気になっていることで返してみてください。

以前、青山学院の駅伝部 原監督の講演を聞いたことがあります。
その時、原監督は毎朝起きた時にスマホでネットニュースを見て、いくつか気になったことをピックアップし、なんでだろう?とか、自分ならどう解決するかな?とか、考えてみる!と仰っていました。
それが、人前で話す時にも、すごく役に立つと。

これ、すごくよいなーと。
きっと就活の場面でも役に立ちますね。
面接では時事問題について意見を求められたり。
面接前のグループディスカッションのテーマが時事問題や旬の話題の時もあります。

日頃から、今、何が起きているか?に関心を持ち、気になったことは、なぜだろう?と思うクセをつけること。
そうすると視野も広がるし、話すネタも増えますから。

気になっていることがない人はいないはず。
「気になっていること」というお題を通して自己開示できるよう
まずは、自分の身の回りで気になっていることを3つ!ネタ探しからはじめてみませんか?