ハロウィンイベント(キャリア的な解説付き)
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11月なのに!半袖!
でも、あと2か月で1年が終わるなんて、信じられない!
年々1年が過ぎるのがあっという間な私です。
去る10月27日に川本町でハロウィンイベントがありました。
・川本町観光協会 ハロウィン仕様のレールバイク
・レールバイクの会場を盛り上げたりサポートする「あそラボ」ボランティアスタッフ&はなまるスクールの小学生たち!
・弓市商店街×川本町観光協会×子育てサポートサークル「えっとね」(協力)のハロウィーンまちあるき
ボランティアスタッフも仮装をしたり、巨大な風船アーチもハロウィン仕様でいつもと違う不思議な雰囲気。
私は、子育てサポートサークル「えっとね」のメンバーとして
まちあるきの運営全体を担当しました。
受付やまちあるきの案内、「あそラボ」スタッフ(ボランティア)さんに助けていただき40人位の大行列!!!
10以上の事業所の皆さんは、お菓子を準備してくださり
子どもは練習した「トリックオアトリート!」と元気に声をかけて
たくさんお菓子をもらいました。
「あそラボ」スタッフさんは、受付や歩き中の子どもへの声掛け、車の通行時の声掛けなど、目配り気配りしながら安全に歩けるようにサポートしてくれました。
今回のイベントで、キャリア的にじんわり感じたことがあります。
以前の当コラム
お祭りのあとで~豊かな役割~ | しまちゅうエール
ご紹介した「ライフキャリアレインボー🌈
人生には、大きく8つの役割があると言われているあのレインボー
①子ども
②学習者 (学生)
③親
④余暇人 (趣味等楽しむ人)
⑤市民 (自治会や地域活動)
⑥労働者 (職業人)
⑦家庭人 (家事をする人)
⑧その他の役割(年金生活者、パートナー)
アメリカの教育学者、ドナルド・E・スーパーが提唱したキャリア理論です。詳しくは以前のコラムをご参照ください。 をご紹介しましたが、今回はココ!
☆ライフステージ☆
ライフステージとは、人生におけるキャリアの発達段階のことで、スーパーによると5つに分類されています。
ライフキャリアレインボーを考える上で、時間軸のベースでそれぞれの段階で課題や意味があります。
①成長段階(0~14歳)
②探索段階(15~24歳)
③確立段階(25~44歳)
④維持段階(45~64歳)
⑤解放段階(65歳以上)
それぞれ、どんな段階か特に①〜③に重点をおいて詳しく解説します。
①成長段階(0歳〜14歳ごろ)
家庭や学校での関係や経験を通して「自分はどのような人間なのか」
ということについて考えを持ったり、成長・発達・形成していき、自身の興味や能力を探求する段階です。
まだ仕事をする年齢ではなく、仕事への興味・関心を高める時期です。「仕事」世界に対する関心を持ちはじめ、働く意味の理解を発達させる時期でもあります。
②探索段階(15歳〜24歳ごろ)
この時期はいろいろな出会いがあります。学校での勉強や部活動、放課後にアルバイト。休日のおでかけ。就職する年齢も含まれています。
人間関係の幅が広がり、自身の役割や好み、特性を把握しつつ
さまざまな経験を通じて自分に合った職業を考え、仕事に就くために必要なスキルを身につけたり、希望の仕事を絞る段階です。
また、経験の中でのトライ&エラーを通じて自分の適性を見極めて、他の仕事を選んだりなど、生涯の職業の好みが特定化され、実行に移していく模索の時期ともいわれています。
③確立段階(25歳から44歳ごろ)
自分の生涯の仕事を模索し、適切な職業(分野)が見つけられ、そこで自分の占める位置、役割、立場や地位などの安定を築いていく時期です。
他者とのかかわりを学び、自分の立場や役割、キャリアビジョンが明確になり、家庭も仕事も安定していきます。
④維持段階(45歳~64歳ごろ)
築いた地位の維持や、さらなるスキルや知識の習得により責任を果たすような時期です。また後期には退職後の計画を立てるようになり、成長してきた若手との競争から、現在の地位を守ることや後任を育てること等に関心を示す時期ともいわれます。
⑤解放段階(65歳~)
身体的・精神的な力量が下降するにつれて、職業活動が少しずつ緩やかになる時期です。
そして、人生100年時代と言われる現代。新しい役割もあったほうが充実しやすいかもしれません。いわゆる「第二の人生」を楽しむ時期でもあります。
少し長くなりましたが、今回のイベントでは「ライフステージ」の
①と②を発見しました。
例えば
以前、子どもとして参加イベントに参加していた人が
ボランティアスタッフとして、自分の役割を考えたり興味のあることにチャレンジ!(①の成長期~②の探索期)
子どもの参加者は普段訪れたことのない
スナックや農機具店、クリーニング屋さん等いろいろな職業・業種にふれあい、店主さんの顔やお店の雰囲気を感じていたと思います。(①の成長期)
時間としては1時間~半日程度のイベントでしたが
子どもたちにとっては「ちょっとセンパイが活躍している姿」
「地域に活躍の場があること」
また、普段と違う「安心できる冒険」をできること。
そんなキャリア的な価値が、あったのではないかと思います。
キャリア的な視点を持つと、地域のイベント一つでも面白い発見がありますよ! そして①~②の段階、おもいっきりトライ!トライ!!を楽しんでほしいし、地域の大人としてそういった機会を作っていきたいと思った晩秋でした。