今年は夏が長いですね。
9月が終わろうとしているのに、まだまだ暑い!かわもとまちです。

さて、学生の皆さん、特に来春に就職活動を行う方にとっては、本格的に企業研究を始めている人もいると思います。
そこで、今回は企業研究について、書いてみたいと思います。

企業研究は、就職活動を行う前に取り組む、重要なステップの一つです。
自分に合った企業を見つけるためには?
企業のどのような所を見ておくとよいのでしょう?

1. 企業理念(ビジョン)や取り組むミッションへの理解

企業理念って何?
そもそも、この企業は何をビジョンに掲げ、事業(ミッション)に取り組んでいるのか?
これらの理解は、自分の価値観やキャリアビジョンと合っているのかを判断する上でとても大切です。
多くの企業はウェブサイトや採用情報で自社のビジョン・ミッションを明示しており、まずは、これらをしっかり確認すること。
そうすると、その企業が何を目指しているのかの確認ができます。
もちろん、文字だけでは伝わらない部分もあるので、興味が持てたら次のステップ、リアルで聞いてみる!会社説明会などに参加してみてください。

私は社会貢献している会社に興味・関心がある
→CSR活動に力を入れているのかな?その活動って、私も共感できるのだろうか?など。
 チェックしてみてくださいね。

2. 業界の動向把握、興味のある業界ってどのくらい企業があるの? 企業探しを行う時に、「この会社で働きたい!」なのか、「この業界で働きたい!」なのか。
この会社で働きたい!の場合は、そこに向かって突き進んでいくのでしょうが・・・
多くの方は、そもそも、この業界って、どうなんだろう?からスタートすると思います。

そのため、まずは業界全体のトレンドや競合他社がどのくらいあるのだろう?など、世の中の動向にも目を向けることが必要になってきます。
また、単純に業界と言っても、アプローチは様々、取り組む内容も様々です。


例えば、物流業界を例にあげると『B to B』(企業相手に配送)なのか、『B to C』(個人相手に配送)なのか、大手量販店などの商品を保管する倉庫物流などがメインの企業もあります。
また、最近では物流をメインとしつつ、農業やITまで業務を拡げている企業もあります。
これって、会社の名前や大きな括りだけではわからない部分です。
物流業界って興味ないけれど、世の中の物流課題をITで解決するIT部門ならやりがいありそう!など。
様々な視点から業界や仕事内容を見て行くことで、自分の興味になかった業界が、実は自分のキャリアビジョンにマッチしている!ということもあるのです。
自分が興味を持っている業界の全体像を理解する。
どの企業が自分にとって魅力的なのか、どんな役割があるのか。
多角的に見て行くことで、自分のキャリアビジョンに合った企業を見付けやすくなります。

3. 企業訪問・社員の声に耳を傾けてみる

ウェブサイトなどで企業研究を行っていると、もっと深堀してみたい。
本当にそうかな?実際に話を聞いてみたい!と思うようになります。
その時には、実際に働いている社員や、OB・OGに話を聞いてみること。
企業の実情を知る最も有効な方法は、やなり生の声を聞いてみることです。
公式の情報では得られない社内文化や働き方、キャリアパスについてのリアルな声を聞くことで、企業の雰囲気や自分との相性も確認することができます。

これらの活動が、実際に応募する!となった時に、説得力のある志望動機として活きるでしょうし、面接の場でも、より具体的な話題でコミュニケーションが取れるようになるのです。
今はオンラインなども増えていますし、会社訪問なども積極的に受け入れを行っている企業が殆どです。
社員との交流等を通して、業務内容やワークライフバランスについて具体的なイメージを深めてみましょう。

企業研究は、表面的な情報を集めるだけでなく、深く掘りさげて、自分自身と企業がどのようにマッチングできるのかを考えることがカギです。
まずは、できることから情報収集し、次のステップではリアルな声を聞く!など、できることからスタートしてみてください。

企業研究で行き詰った時には、かわもとまちには、むっちゃんもかねちくもいますので。
ぜひ、キャリア相談も検討してみてください。

かねちくは、次回、もう少し企業研究のお話を深堀したいと思います。
また、10月のキャリ活コラムで!!