9月といえば、島根中央高校の学園祭!
今年も三日間、開催されました。
会場を学校から「悠邑ふるさと会館」へ移し
会場の特徴を活かしながら、地域の方も楽しめるような仕掛けもたくさん!
大いに盛り上がっていました!

私も子どもと一緒に訪れましたが
学校の授業やあそラボで交流した生徒さんを見つけては
「〇〇ちゃーん!」と嬉しそうでした。

様子は、高校WEBサイトもご覧くださいね〜!
学園祭 1日目 | 島根県立島根中央高等学校 (shimane-chuo.ed.jp)

実はワタクシ、去年の9月もコラムを担当させていただきまして

2023年の学園祭テーマ
「最高の笑顔をもう一度」から
最高の笑顔をもう一度! | しまちゅうエール (shimachu-yell.jp)
「心の回復力」について書いています。

2024年の学園祭テーマは

「青春 爆発」
どーーーーーーーん!!!!!

コロナ禍を乗り越えて、全力で楽しんでいる様子が微笑ましかったです。
(近くで見るとちぎり絵で、力作でしたよ!)
立石校長先生が、まとめのお話で
ステージ発表の聞く姿勢がとてもよかったこと
スマホの持ち込みについて、ルールをしっかり守れていたことに触れておられ
「爆発!」の中にも、メリハリをつけて楽しんでいたんだなぁと
生徒さんの、態度に感心しました。

さて、最近、職場の人と
20代・30代・40代・50代と就活の違いについて話題になりました。

40代はちょうど就活サイトを使った過渡期。
家にPCやネットが無い家庭もあったかもしれない世代です。

30代はおおむね、就活サイト。
大学のキャリア講座を受けると「〇〇ナビとかに登録しましょう」と登録ありき。
このあたりは、今も同じでしょうか。

20代になると
「会社説明会」よりカジュアルなトークイベントや
ランチを食べながら、なかにはお寿司をたべながら(!)
会社の様子を気軽にお話する「ミートアップ」を活用した人もいるかもしれません。

ここ数年では、マッチングに企業も学生もAIを使用し
作文にchatGPTを参考にしたり。
テクノロジーの使い方が見えにくくなり、リテラシーも試されています。

では、50代の方
お話を聞いた方は伝説の「バブル期」
1986〜1991年頃と言われています。
今から35年くらい前のお話です。

バブル期の就活は、もちろんスマホ・ネットはありません。
就職四季報(紙媒体)を片手に企業分析。

OB/OGの働いている企業も含めて、人事担当の連絡先へ連絡します。
家にある固定電話で、数十社かアポイントをいれます。
そして、対面の企業訪問。

応募書類(紙)を郵送し、書類選考が通れば
面接の連絡ももちろん家の固定電話。
家族が連絡をうけて、帰宅後に折り返し連絡することもしばしば。

面接までの交通費を現金で支給してくれる企業や懇親会の費用も企業から出していただけることもしばしばだったそうです。
羽振りの良さは、さすが「バブル」

最終面接後、内定が出たら取消は基本的に無かったそうです。
学生も内定企業に応じる形が一般的でした。

・・・・・

全然、違うことと、時代が巡って再度大切にされていること。
両方あると感じました。

連絡手段や情報の量・情報の入手方法、手間や時間のかけ方が違うこと。

実際に電話や会って話をすることは、時代の違いもありますが
コロナ禍を経て、企業・学生(求職者)もあえて
なるべく会う・話す機会を大切にしているのではないでしょうか。

世代間の考え方や価値観の違いは、しばしば比較されがちですが
違うことと共通していること。
知って初めて、共感できる・できない。考えることができると思います。

川本で暮らしていて、地域の方や仕事でも、いろいろな仕事観の話を聞きます。

「就職先を選んだ理由は、祖父も父も働いている同じ職場で働きたいからです。」

初めて聞いた時は、(安心して働きたいのかな。)と感じたのですが、
邑智郡の企業の方とお話をしていると
働く場所を維持し、雇用を守ることこそが、地域貢献だ。と。
企業が存続していくためには、地元から信頼され、働きたいと思える場所かどうかが大切なんです。と。

家族が働いているから、自分も。
と思ってもらえる企業は、素晴らしいことなんだ。と認識が変わりました。
CSR(企業の社会的責任)という言葉が生まれるずーっと前から、大切に息づいている文化です。

医療・福祉(高齢者・障がい者・子ども)・建設・建築(電気や管工事)
運送・自動車整備・農畜産業・調理・小売・・・

川本町近郊で必要とされている職種は、生きていくこと・生活していくことに欠かせない仕事です。(そして日本全国で人出不足感が強い職種です)

地域を残す、ずっと働くことを大切にしている企業を選ぶ。
そんな仕事の選択の仕方もあるかもしれません。

9月は、折り返しの方も多いでしょうか。
2024年後半も、いろいろな出会いや価値観に触れてみてみたいなと思います。

★「安心してできる冒険」情報★
イベント | しまちゅうエール (shimachu-yell.jp)
10月19日(土)しまねマルシェ@東京 ボランティア募集!
会場は、東京ビックサイト!交通費あるようです。
興味のある方はポチっと。

(とても広い会場です。日本のサブカルの祭典の会場ですね。
経験上、駅につく前に飲み物・軽食少し用意しておくと安心です・・・)