体験は、自分の唯一無二の宝物。
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10月になると今年もあと少しだなぁと感じるむっちゃんです。
猛スピードで日々が過ぎていきます。
さて、先日、子どもがお世話になっている保育園に、中学3年生と高校一年生が訪問してくれました。
我が子も含めて、お兄さん・お姉さんに身体をつかっておもいっきり遊んでいただいて
「とっても楽しかった!」
「おねえちゃんのおひざに座りたくて、友だちとケンカした。」
などなど我が子と話をしました。
ここ数年は、感染症対策で異世代交流が激減していたので、再開できてよかったなぁと思います。
中学3年生は、3日間の職業体験
高校1年生は、家庭保育
という、授業だったそうです。
授業ということは、事前に準備をして
体験後も何か振り返りをしていると思います。
実は、この「振り返り」はとっても大切なんです。
学校の授業の中でも、自分の時間でも
何かしら体験した後
「体験から何を学んだのか」を振り返ることが、自分の知ることにつながります。
前回のかねちくさんの記事
「思い切って行動してみた」
では、体験への心構えやどんな気付きや学びがあったかも触れられていましたね。
では「振り返りましょう」と言っても
何をどのように??となるかもしれません。
今回は、
自分の糧になる振り返りのコツ
を、お伝えします!
①体験を自分の言葉で語る(書く)
②意見・経験・感情・価値観に分けてみる
③②をふまえて、日記を書いて書いてみる
保育園での職場体験を例にしてみると…
①保育園で職場体験をしました。
0才〜5才までの子どもがいて、お世話が必要なこと・できることが全く違い、それに合わせて先生方が優しく時には厳しく保育していました。
子どもの年齢や発達に合わせて、先生方が子どもたちの成長を見守っていると思いました。
②の4つの要素に分けてみる
- 意見
0才~5才までの子どもがいて、お世話が必要なこと・できることが全く違う。 - 経験
0才は遊び(移動)オムツ替え、食事、着替えなどすべてのことに見守りやお世話が必要だけど、年齢が大きくなるにつれ、できることが増えて食事やお昼寝の準備などの役割もある。
中には遊びから気持ちが切り替えられない子どももいたけど、先生が声をかけて、子ども自身ができるように助けていた。 - 感情
すごいなぁ(敬愛・驚き)
どんな勉強をしたのだろう(関心) - 価値観(大切に感じたこと)
子どもは、とってもかわいい。これからも関わりたい。(夢・奉仕・楽しみ)
保育士として、子どもを守り育てるには、知識も必要なので勉強もしたい。(知識・行動・支援)
①の体験を語る(書く)は、授業やインターンシップ等では、よくあるかもしれません。
そこから、もう一歩踏み込んで
②の意見・経験・感情・価値観分けるのが難しいですが、もし「振り返りたい」と思ったら
- 意見
○○だと思いました。○○と感じました - 経験
それは~という出来事があったからです - 感情
経験した時に△△な気持ちになりました - 価値観
△△な気持ちになったのは、□□を大切にしているからだと思います
こんなイメージで友だちや話を聞いてくれる人に話すといいかもしれません。
最初はうまくできなくても大丈夫。
この「振り返り」ができるようになると
自分だけの宝物が増えていきます。
★次の行動にうつす時のヒント
★自己分析や企業研究
★誰かの言葉やニュースにモヤモヤとしたとき
などなど
人は、同じ体験をしても
感じること、考えることは十人十色
体験を通じて、自分を豊かにしませんか。
山の緑もだんだん色づき
夕暮れの時間が早くなり、大好きな夕焼け空を楽しめる季節になりました。
色とりどりに秋が深まるのを感じながら
「振り返る」のでした。