毎日暑い日が続き、かわもとまちも夏本番!
明日、7月29日は、4年ぶりに『2023ええなぁまつりかわもと』が開催されます。
賑わいが戻って来ますね。

そして夏といえば高校野球!
今年も熱い熱線が繰り広げられています。
野球というチームスポーツ、個力ももちろん大事だけれど、1人だけでは勝てない。
投げて打って守って!のスーパーヒーロー(大谷さんのような!)がいても、チームとして勝ち続けることはできない!
勝ち上がって行くためには、一人一人の強い気持ちと、一緒に勝ちたい!という思いと、厳しいことも伝え合える関係性と。
そういう気持ちが高まり、勝ち上がって行く姿・強くなっていく姿に、毎回、感動しています。

私は研修講師として、たくさんの方と出会う機会があります。
テーマは様々なのですが、どのような課題でも、結局のところ、コミュニケーションがうまく取れていると、だいたいのことはうまく行くよね!という結論になります。

採用時に求められる能力の一つにも「コミュニケーション能力」があります。
よく、学生さんの面接指導をしていると
「私の強みはコミュニケーション能力があることです。
誰とでも気軽に話をすることができます」
と話す人がいる。
エントリーシートにもよく書かれている。

だけど、気軽に話ができることが本当のコミュニケーション能力?
そもそも、コミュニケーションって何なの??

辞書を引くと
『社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達』と書いてありますね。
※広辞苑より

これだけではちょっと分かりにくいので
「多種多様な人との意志疎通・心や気持ちが通い合う・互いに理解し合う、コミュニケーションという行為を通して、言葉や感情のキャッチボールができる!」

私は、この辺りが、本当のコミュニケーション能力なのかなと思っています。

友達同士で気軽に話すことができる、共通のコミュニティの中で誰とでも話すことができる!これって、一見「コミュ力高い」と思いがちですが、
友達以外ではどう?
相手と共通の話題がなかったら?
それでも同じように気軽に話すことができるかどうか。
話すだけではなく、相手のことを理解しよう!という気持ちを持てているだろうか?

野球の話に戻ると・・・
野球チームは一つの共通のコミュニティではあるけれど。
一人一人野球に対する思いや、能力も違う。
ただ、相手がどのような気持ちで、取り組んでいるのか?自分はどうか?
伝え合い理解できているからこそ、同じ方向に向いて頑張って行ける。
レギュラーもいる、ベンチもいる、ベンチに入れない人もいる。
一人一人が持つ感情に対して、理解し合おうという気持ち。
その気持ちが持てなければ、そこによい関係性は築かれず、勝つ!という結果にも結びつかない。

言葉数の大小はあっても、お互いがお互いのことを理解し合おう・伝え合おう!という気持ちがコミュニケーション能力の第一歩だと、私は思っています。

話すことが苦手!だからコミュ力低いと思わなくても大丈夫。
「話すことは得意ではないけれど、相手のことを理解しようという気持ちを持って、相手と関係性を築く努力をしています。」
これも、十分なコミュニケーション能力です。

伝える(話す)力×受け取る(きく・くみ取る)力=コミュニケーション力

自分は、どこが強い、弱い?
何ができている?できていない?
そもそも苦手と思っていたから考えたことなかったな?という人は、ちょっと振り返ってみて。

この夏、インターンシップに出かける人
イベントやボランティアに参加する人
現在、就活中の人も。

普段関わりのない人との時間が、自分の能力を試す場や、築きの場になることもありますよ!!

では、次回のコラムはむっちゃんです。