偶然。が力になる。
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12月を迎えて
イルミネーションのきらめきや
クリスマス・冬休みにウキウキしている方。
試験などで勉強をがんばっている方も多いと思います。
冬休みの間に、アルバイトやインターンを考えている方もいらっしゃるのではと思います。
でも、いま一つ
「体験したことがない」
「知らない人もたくさんいる」
「失敗したらどうしよう。」
「怒られるのかな」と
たくさん不安がよぎって、一歩踏み出しにくい。
そんな方に、ぜひ。ぜひとも!!
知っていただきたいキャリアの理論があります。
プランド・ハプンスタンス・セオリー
↑呪文のような言葉ですが
「計画的偶発性理論」ともいいます。
計画的だけど、偶発性(偶然)とは?
たまたま起きた出来事や経験もキャリアに影響があるという理論です。
たまたまの出会いも、自分の力やキャリアに役立てるためには
プランド・ハプンスタンス・セオリーが説く
5つのスキルが必要と言われています。
★好奇心 わくわく
★持続性 ねばる
★楽観性 なんとかなるさ
★柔軟性 それもいいね!
★冒険心 ダメもとでOK!
この5つを心掛けることで、たまたまの一歩も
一生の財産になるかもしれません。
では、スキルを一つずつ解説しますね。
1.わくわく(好奇心)
朝起きて学校に行って勉強をして、帰ってきてごはん食べて寝る。
この生活を繰り返しているだけでは新しいものに出会う機会は増えません。
生活のリズムから一歩飛び出して、アルバイト・インターンはもちろん、興味を持ったボランティアや地域活動、サークル活動でもOK!
それほど、わくわくしなくても
「まぁ、やってみるか」と一度は試してみましょう。それが新たな出会いにもつながり、チャンスが増えるはず!
2.ねばる(持続性)
わくわくした気持ちから、チャレンジしたなかで「楽しいな」「勉強になる」などと思ったものはうまく行かなくても諦めずに続けてみましょう。
その時は、成果が伴わなくても後になって
思わぬところで役に立つかも。
3.なんとかなるさ(楽観性)
わくわくして、続けてみて。
それでも自分に必要ないかもなと感じることもあるでしょう。
でも、なぜやらなくてはならないのか等とネガティブになれば、偶発的なチャンスが逃げてしまうかも!?
また、失敗したらどうしよう。
覚えてなくて、怒られたら…と
そうした際も、「まず素直に謝る」「分からなくなってしまったら聞く」など社会人のマナーを守りつつ。
「何とかなる」「失敗は成功のもと」
とポジティブな意識を強く持つことで、新たな自分に気づける可能性が高まります。
4.それもいいね!(柔軟性)
何かにこだわりを持って取り組むことは大切ではありますが、
ひとつのやり方、考え方にこだわってしまうと新しい偶発的な出会いが減ってしまうかも。
信頼できる人の提案やアドバイスにも耳を傾けてみましょう。
5.ダメもとで(冒険心)
目の前に大きなチャンスが訪れても、
少しでも不安がよぎると…やめておこうかな…
その気持ち、よく分かります。
でも、これでは、計画的偶発性が生まれません。
疲れるだけかも。恥をかくかも。と
思っても、「ダメでもともと」冒険心を持ってチャレンジしてみましょう。
初めてのアルバイトやインターンシップなら
受け入れる企業も見守ってくださるはず!
ウィズ・コロナとなり
企業もインターンをオンラインで開催したり
お祭りや文化関連のイベント等も開催も増え
短期のアルバイトも増えてくると思います。
一歩踏み出した、出会いや経験は
一つも無駄にはならない。
この理論から感じます。
ちなみに川本町近郊のインターン情報は
島根県石見エリアの求人情報も、ご参考にご覧くださいね。
約3年間、コロナウィルスの猛威により
思うような学生生活や活動ができなかった方が大半と思います。
また、社会情勢・自然災害等
想定外・予測不能な世界です。
そんな時代を、たくましくしなやかに。
キャリアを重ねていくヒントになると嬉しいです。
今回は
「ジョン・D・クランボルツ氏が1999年に発表したキャリアに関する理論」の一部をご紹介しました。
次回は、かねちくさんの担当です!
ちょっと早いですが、
よいお年をお迎えくださいね。