暑い。ですね。

暑い。と言ったところで何も変わらないのですが。

涼しい建物の中に入ったときの安堵感。
冷たい飲み物を飲んだ時の爽快感。

こんな気持ちになれるのも、この猛暑の恩恵かもしれません。

川本町の夏は、草との戦い!
道路際の伸びる草木、堤防、田んぼの畔道。
朝早くから草刈り機のブーン!という音がこだまします。

私も、地域の方と一緒に作っている大豆畑を
1時間ほど草むしりしましたが、全身の毛穴という毛穴から、汗をかきました。

普段、クーラーの効いた事務所の中にいるので
デトックス(毒が出された)ようで、くたびれたけど気持ちよかったです。

皆さんは、どんな時に夏を感じていますか?

さて、私の職場では、新聞記事が回覧されています。
担当者が気になった記事をコピーして、回覧板のように回ってきます。
雇用情勢・最低賃金・外国人技能実習生・人手不足について・・・様々です。

新聞を時間をかけてじっくり読めない私には、ありがたい時間です。
皆さんは、どのように日本や世界のニュースに触れていますか?

その新聞記事の中で
Z世代のリスク回避を理解して
※全文は有料記事です。

「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」で選択していく価値観についてふれていました。例えば
・自分の時間を仕事に奪われること→残業が少ない仕事!
・自分が納得できるまでやり遂げたい→強制定時退社はヤダな。

ものすごく、わかるーーーーーーー!!
20代の時、まさにそのように仕事を選んでいました。 
販売職は、勤務がシフト制で早い・遅いがある。休みも不定期。→一般事務職
事務職は、座っている時間が長い。数字は絶対に正確でないといけない→やっぱり販売職。
責任のある正社員の仕事はしんどい→バイトや単発バイト

リスクを回避して、自分の安心・安全を優先する。
リスクを回避して、不要な失敗や時間で失うものを少なくする。
大切な学生時代にコロナ禍を経験した、若い方がそのように考えるのも自然のこと。

また、令和はVUCA(ブーカ)の時代とも言われています。

Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)

この四つの単語の頭文字を並べたもので、「予測が難しく、変化が激しい社会・経済情勢」を表している言葉です。
そんな、時代を体感している人が、リスクをとってやりたいことをやろう!
と強く思えるでしょうか。
自分の大切にしたいこと、安定や安心感が得られそうな選択をしていくことを重視し、リスクを回避した選択も納得です。

VUCAの詳しくは
素朴な質問に、お応えします。 | しまちゅうエール (shimachu-yell.jp)
Q2「働くからには、正社員で働いて、辞めたくないと思っています。」の回答編で。

リスク回避は、人として当然の行動です。
ただ、心配なのは、情報を集めて「リスク回避する」と思われる決断は
本当にリスクを回避できているのでしょうか。

私は、自分で経験したことを元にリスクを回避する決断を重ねていきましたが、どんどん消極的になり社会に居場所がないような、気持ち的にも辛い状況になった時期もありました。

私は、「リスクを回避」できていたかもしれませんが、自分の可能性を狭めてしまっていたことに、ある日気づきました。

そこから、自分の興味ややりたいことを軸に、出かけたり・学ぶ機会をつくっていきました。

そして、いくつかイベント企画を一緒にしていった信頼できる知人の勧めで出会った、島根の暮らしを体験します。
2か月間の島根の田舎暮らし体験を経て、3年間の期限付き・家賃補助ありの条件で「地域おこし協力隊」として川本町に移住。

両親はかなりびっくりしたと思いますが、わたしにとっては「安心できる冒険・チャレンジ」でした。3年間、がんばってみよう。と。
小1の息子が
「しってる?しっぱいは、せいこうの”たまご”なんだよ!!」と。

初めての小学校生活で、いろいろ苦労もあると思う息子から、
ふとした時にキラキラした瞳で、教えてくれました。
おもわず、頭を撫でまわしました。

失敗やリスクは、無いほうがいいけど
”たまご”から、いつか何かが生まれるかもしれませんよ!!

「安心できる冒険」として
イベント | しまちゅうエール (shimachu-yell.jp)
9/7はマツダスタジアムでボランティアもあるみたい!

暑い夏は、まだまだ終わりそうにありません。
オリンピックを観戦しながら、挑戦しつづけるアスリートに感動する日々です。
Have a good summer!